”自律神経”という言葉、よく聞くけどきちんと説明することができますか？
自律神経は、自分の意思とは関係なく働いている神経です。たとえば手足は自由に動かすことができても呼吸・血管・体温・発汗などはじぶんでコントロールできません。
人間には無数の神経がありますが、血管や内臓の働きなど命に係わる働きを、365日24時間コントロールしてくれているのが自律神経です。
この自律神経不規則な生活やストレスや疲れによって乱れ多くの不調の原因となります。
自律神経は「交感神経」と「副交感神経」という２つの神経から成り立っている
身体を活発に動かすときや緊張状態のときに働く”交感神経”
身体を休めるときやリラックス状態のときに働く”副交感神経”
リラックスしている状態のときに副交感神経が働いているときくと、副交感神経が優位な状態のほうがいいのではと思うけれどそれは間違い。
交感神経と副交感神経のどちらかだけが優位な状態であることはアンバランスな状態。
どちらもほどよくバランスをとれているのがよい状態なのです。
”バランス”がとれている状態に
自律神経が整った状態とは交感神経と副交感神経のバランスがとれていること。
そう、大切なのは”バランス”です。
食事・睡眠・仕事・休息等すべてやりすぎても（取りすぎても）、やらなさすぎても（取らなさ過ぎても）乱れやすくなってしまいます。
常に自分と向き合って心と身体に”今の状態を問いかけること”がとても大切です。
自律神経を整えるよう”質”に意識をしてみて
普段何気なく行っている行動を少し意識してみると自律神経が整いやすくなります。
現代はSNSやスマホなど便利だけれど脳が受け取る情報量も多く、また忙しい毎日・ストレスの多い生活や（美味しいかもしれないけど）身体にとっては控えたい食事が簡単に手に取れたりと、と知らぬ間に自律神経が乱れやすい生活になっています。
忙しい毎日かもしれないけれど、
・朝起きたら朝日を浴びて深呼吸
・駅のエスカレーターは使わないで階段使う
・寝る前にスマホやパソコンはシャットダウンする
・バランスの良い食事を意識的にとる
など、少し意識するだけで生活の”質”があがり自律神経も整いやすくなります。
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